一組の未開封のデックを観客に渡して、確認してもらいます。 封印を破り、中からデックを出して一組のデックを見せます。全てフェアーです。この中からスペードのAから10迄を抜き出して揃えたままでワイン グラスに入れて、テーブルに置きます。
次に、ハートのAから10を抜き出して、観客にシャッフルしてもらいます。カードを表向きにして1枚のカードを選んで、裏向きに元の場所に入れもらいます。カードを揃えてもう1個のワイン グラスに入れます。こちらは赤いハートの組です。これで全ての準備は終わりました。
1個のグラスにはスペードのAから10が並んだ状態で入っています。もう1個のグラスは観客がバラバラにシャッフルしたハートのAから10です。この中に1枚だけ観客の選んだカードが裏向きに入っています。
「赤いハートと黒いスペードは互いに引き合う力があります。」と話し、スペードのグラスを取り上げ、ハンカチでグラスを一振りすると、グラスの中のカードが突然チェンジします。何と、ハートのカードと同じカードにチェンジしています。シンパシーによって、スペードがハートに共鳴したのです。
ワイン グラスをハートのグラスのそばに置き、2個のグラスのカードを1枚ずつ同時に抜き出します。すると、2枚目も、3枚目もスペードは、ハートと同じ順に並んでピタリと一致したカードで現れます。
まるで、2個のワイングラスが共鳴してシンフォーニーを奏でるかのように。一枚の狂いもなくハートが5であれば、スペードも5です。
ある枚数目に同時に裏向きのカードが出てきます。赤い方は観客の選んだカードです。相思相愛、以心伝心のようにスペードの裏向きのカードも観客の選んだカードとピタリ一致しています。
残りも同時にグラスから抜き出します。全てが同時に一致したカードでグラスから抜き出されます。
心から拍手でマジシャンを称えたくなる圧巻の不思議、唸るようなクライマックスです。
A: トレイラー
2: イントロダクション
3: パフォマンス
4: ヒストリー
5: セットアップ
6: シールド ボックス
7: カプラン ファン フォース
8: ルーティン
9: クレジット アンド ソース
10: フェアウェル
解説DVDのシールド ボックスのセクションでは非常に貴重で簡単にできる2種類のカード ケースの仕掛けの作り方が解説されています。
余分なカードのラベルシールやワンダー シーラーも使わずに未開封のデックを作る方法が解説されています。デックの種類やサイズに関係なく未開封デックが作れる魅力は計り知れません。特に価値ある解説です。
公開する事の無い秘密として20年以上もの間、かたくなに閉ざされていたジョー アレクサンダーの名作。マジック界にその名を遺したネイト ライプヒッツのレパートリー、流れるような手順と素晴らしいエンターティメントのシンパシテック サーティン。
このトリックの素晴らしに着目したジョー アレクサンダーが改良と演出を加えてビック ステージで演じてきたのがシンパシテックテンです。
▼シンパシテック テンはあなたの最強レパートリーとして外すことの出来ないマジックになるでしょう。少人数のパーティから大勢の観客を前にしたステージで演じられます。
※ジェフ マクブライド:ラスベガス ヘッドライナー(Jeff McBride, Las Vegas Headliner)
パーラーショーでもどんな近くでもエレガントに見せられる。
※マゴ ミグー:FISMウィナー2000&2003(Mago Migue, FISM Winner 2000 & 2003)
ジョー アレキサンダーは古典的な名作を素晴らしい傑作へと蘇らせました。私の20年の中で疑いもなく最高のマジックです。
ジョーのシンパシテック カードは決定的なバージョンです。この偉大な現象がこのセットで簡単に学べるのは素晴らしい事です。
※ピット ハートリング(Pit Hartling)
私は過去15年間、何十回となくジョーが演じている所を見ている証人です。私が見てきたマジックの中で最も美しいマジックであり驚異的なパーラー カードマジックです。今の時代には最も効果的な傑作です。
※ジョシュア ジェイ(Joshua Jay)
ジョーのシンパシテック カードを直に覚えました。見て楽しめました。それは傑作と言える魔法です。
※アレキサンダー コール(Alexander Kolle)
このマジックは少なくとも15年間スタンダップショーで使っていました。最高度の秘密として。ジョー。公開するのはもったいないくらいだ。
原題
Sympathetic Ten by Jorg Alexanderi
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